温暖化いろいろ(終了したブログのアーカイブ)

主にデータのバックアップ用に使います。元ブログは http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/ でしたが終了しています。

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新しい記事を書く事で広告が消せます。

JanJanブログがアクセスできなくなりましたので、

別のブログを作っておきます。絵などはまた後日。

 温暖化いろいろ終了分アーカイブ
http://sgw1.seesaa.net/
なぜにここに掲載しないか、と言えば、一斉追加がうまくできないからです。

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「温暖化いろいろ」JanJanBlog版を閉鎖してから

 早いものでもう2ヶ月になろうかとしています。
このブログででも継続をしてもいいのですが、どうもその気力がなくなっています。

「温暖化いろいろ」そのものを再開することにはならないだろうと思うので、関連ブログへのリンクだけ貼っておきたいと思います。

ブログ:救命ボートをどう造ろう
http://blogs.yahoo.co.jp/togura04
Wiki:ピークオイル時代
http://sgw1.wiki.fc2.com/
mixiコミュニティ:350ppm
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3339128
ブログ:京都議定書の次のステップは何だろう
http://sgw1.exblog.jp/

迷走する日本の中期目標策定

 先月あたりからマスコミでいろいろリークが続き、昨日報道されました。うわっ、13日の金曜日でしたね。

 日本の中期目標(実は短期ですが)の検討では、90年比プラス6%からマイナス25%までの6案を並立させた状態で、経済に与える悪影響などについて今後評価した上で、6月までに日本の数値目標を確定し公表したい、というのが現在の麻生政権の態度です。

首相官邸のHP:地球温暖化問題に関する懇談会(第7回)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai07/07gijisidai.html

 実際にはわずかな時間で、内容とか哲学についての意見交換らしきものもなく、省庁のポジションが現されただけの懇談会で終わった模様です。

 この発表に対しての日本の環境NGOsの意見はこちら(MLより転載)。

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(転送歓迎)
                         2009年2月13日
地球温暖化問題に関する懇談会の議論について

 昨2月12日、首相官邸に設置されている「地球温暖化問題に関する懇談会」第7回会合が開催され、その下に設置された中期目標検討委員会で1月23日に示されたモデルの仮分析結果を踏まえた「中期目標の複数の選択肢について」議論がなされた。
報道等によれば、6つの考え方に基づいて選択肢を作ることが懇談会で了承されたとされるが、実際には30分足らずの会合で報告がなされた後に、各委員の意見を聞き置いただけで、議論らしい議論はなかったという。

 対象とする6つの選択肢は、2020年の目標として下記のような数字を挙げているが、CO2での削減と温室効果ガス(GHG)での削減が混在している上、IPCCの科学が要請する25~40%削減の幅で日本の削減が示されたのは④-3のみとなっている。
 「25%削減」はIPCCの示す下限であり、これで十分というものでは全くなく、それ以上の40%までの選択肢そのものが欠落していることは、気候変動を防止するという議論の出発点を見失ったものと言える。低炭素社会を目指すという方針を掲げる日本が、2020年の目標として、京都議定書の目標より低い①~③の選択肢を並べること自体が矛盾しており、科学からも乖離したものである。これらは選択肢から外すべきである。

 これまでに気候ネットワークは、モデルの根拠が十分に開示されず検証すらできないと指摘しており、WWFジャパンとともに情報の公開を求める要望書を提出している。それへの回答を待ちつつ、より高い目標への選択肢を示し、それを早期に決定することを要請する。

 なお、国内の130もの団体が、「MAKE the RULEキャンペーン」を通じて2020年に90年比30%削減(GHG)を目標とすることを求めている。同様の要請が、47の地方議会の意見書として採択されている。これらの市民・地域の声を受け、国民の合意のもとに、科学ベースで野心的な目標設定をすべきである。

削減幅 懇談会資料における考え方の説明

(1) 6%増(90年比・CO2)・・・既存技術の延長線上ケース
(2) 2%増~7%増(90年比・CO2)・・・諸外国と同等の費用になるケース
(3) 4%減(90年比・CO2)・・・強制的手法をとらず最先端技術を導入するケース(長期エネ見通しと同じ)
(4)-1 1%減~7%減(90年比・GHG)・・・先進国全体で25%削減とし、先進各国の削減費用をそろえるケース
(4)-2 16%減~17%減(90年比・GHG)・・・先進国全体で25%削減とし、先進各国のGDP当たり対策費用をそろえるケース
(4)-3 25%減(90年比・GHG)・・・日本が25%削減するケース

※なおホームページからも同じ内容がご覧になれます。

http://www.kikonet.org/iken/kokunai/2009-02-13.html

お問い合わせ:気候ネットワーク東京事務所
TEL:03-3263-9210、FAX:03-3263-9463
---

 とはいえ、今頃「国内で分裂しています、6月には日本も提案を出しますのでお待ちください」、というメッセージを国際的に出すことは、あきらかに後手後手に回っているということです。

 麻生さんも6月の公表予定からずるずる遅れて9月あたりになれば、自分が総理として発表することになるとは思っていないから、こういう先送りを選ぶんでしょうねえ。

 ほんとに日本政府は外交下手ねえー。おかげさまで「グリーン・ニューディールでなにがなんでも経済を建て直したい」アメリカの主導で高い削減目標が作られ、日本も下駄の雪で踏まれても、踏まれてもついていくことが期待できそうです。

後日記:日経NETにはかなり的確な解説記事が出ていますね。
温暖化防止目標、後出しで苦しくなった日本(2009/2/12 )
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu/20090210ndc2a000_10.html
” 世界経済は昨年後半からの急激な景気後退局面に入り、各国とも製造業が減産に動いている。これに伴って温暖化ガスの排出量も減り、日本も困難と見られていた京都議定書の目標を達成できるかもしれない。だが、先進国の排出削減が容易だと、CDMなどによる途上国支援が細る可能性があり、途上国がポスト京都の枠組みで先進国に厳しめの目標を求めるのは必至だ。すでに目標を提示しているEUや米国はともかく、後出しの日本に対しては景気後退で高めの目標提示の圧力が強まるだろう。 ”

コペンCOP15関連記事リンク

・デンマーク政府による公式ページ
http://en.cop15.dk/
 同ニュースのRSSフィード
http://en.cop15.dk/news/rss?

・09年2月4日
TIME:Hazy Forecast for Climate Summit
http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1876647,00.html
 COP15主催国デンマークのコニー・ヘデガー気候/エネルギー相へのインタビューの紹介です。インタビューの本文(mp3ファイル)はこちら。

”"There are a lot of challenges now," says Hedegaard, speaking to TIME recently at the World Future Energy Summit in Abu Dhabi. "This is a special challenge, but also a special opportunity."”

”"The key to the process is for the U.S. to engage more," she says. "China is not going to deliver unless the U.S. delivers. That will be the key to how far we can go in Copenhagen."”

”"It's not just the question of having a deal, but an ambitious deal," says Hedegaard. "We need to come out with what is needed, and not just the least common denominator." But that will be easier said than done ― as a former Vice President can tell her.”

コメント部屋

 全記事へエロサイトへのリンクをはって回るというコメント攻撃に耐えられず、記事はすべてコメント不可とさせていただきます。

 コメントをつけていただく専用の記事を立ち上げましたのでここにコメントをください。

あけましておめでとうございます

 さて、コペンハーゲンCOP15/CMP5を1年後に控え、アメリカのオバマ政権の示す温暖化対策など、動きがようやく出てきそうな年の始めです。(大胆にも、今回のCOP14の報告は省略。ちゃんと読んでいませんので。
個人的な解説かもしれませんが、NGO参加者の報告はこちらへどうぞ。)

 今年の国際交渉の中で、軸となる概念としては、

1.350.orgが始めた350ppm安定化、というあらたな大気中CO2濃度目標が議論され組み込まれるか
 アル・ゴア、ポズナニ会場で350ppm目標を支持

2.昨年のピークオイル危機を踏まえた、脱石油の動きとの相互連関がどうなるか
 グリーン・ニューディールの出番だ!

3.適応策を作る上での「適応」気温安定化目標の概念がどうなるか
 適応策:2℃のラインを守れ、しかし4℃昇温に備えよ

 という3つの動向に注目していきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

REDDについての議論は、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」で藤原氏がウォッチしていますね。
気候変動枠組み条約COP14と森林の将来(2009/1/24)
http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/kokusai/fccccop14/fccccop14.htm
【“あけましておめでとうございます”の続きを読む】

議題の主要論点byガーディアン紙

 COP14第二週の初めに当たり、英国ガーディアン紙による取りまとめがありましたので紹介をしておきます。

Road to Copenhagenコペンハーゲンへの道
http://www.guardian.co.uk/environment/2008/dec/08/poznan-environment-climate-change1
* David Adam, environment correspondent
* The Guardian, Monday December 8 2008

1. Global vision
 グローバルビジョンは何か

 世界は公式に地球温暖化に対する戦いのゴールに合意しなければならない。これはたとえば2℃のような最大の気温上昇値、あるいは大気中のCO2濃度値になるだろう。よりありそうなことは、例えばG8サミットであった地球全体の排出を2050年までに半減する、というようなあいまいな「旅の行き先」なのかもしれない。

2. Mitigation
 緩和策

 重要な問いは誰が炭素をどれくらいいつまでに減らすのか、だ。
 意味があるようにするためには、目標値は短期のもの、例えば先進国の2020年までに25-40%を削減するというようなものでなければならない。中国などの発展途上国は増加率を抑える限りそして適切な削減を15年以内に実施することに合意するなら汚染を増加させることを許容されることがありうる。

3. Adaptation
 適応策

 洪水や干ばつ対策に協力するために、富裕国がどれだけ貧困国に支払いをできるか、そしていかに先進国が公約した資金を確実に支払わせられるか。

4. Technology
 技術(移転)

 途上国がどのように、例えば炭素回収や太陽エネルギーなど工業国の企業が開発した排出削減のためのクリーン技術へのアクセスをできるようにするのか。

5. Finance
 資金

 先進国がどのように、途上国における適応策と緩和策のための資金を提供し、それらの資金がどう運用されるか。

6. Forests
 森林

 熱帯林をもつ途上国がどのようにそれらを保持しつづけることで支払いをうけるか。森林減少はすべての温室効果ガス排出の約1/5を占めている。

7. Carbon trading and offsets
 排出量取引と炭素オフセット

 京都議定書のクリーン開発メカニズムのようなシステムと欧州域内排出枠取引(ETS)のスキームがどのように拡張、強化されうるのか。

本日の化石賞@COP14

Fossil of The Day Award
http://www.fossil-of-the-day.org/go/

 本日の化石賞というのは、COPの交渉の中で最も後ろ向きの姿勢を表明した国を「表彰」(さらし者とも云いますが)する会場イベントです。もちろん各国政府代表団は受け取りに出てきませんので、代わりに各国からきた環境NGOメンバーが受け取ります。

 とりあえず日本の国旗が掛かっている賞だけ紹介しておきます。

12月2日 
第3位-アンブレラグループ(日本を含むEU以外の大先進国グループ)
The Umbrella Group (Australia, Canada, Iceland, Japan, New Zealand, Norway, the Russian Federation, Ukraine and the US)
”The Umbrella group wins third fossil for proposing, by way of Australia, a joint session of the ad-hoc KP (Kyoto Protocol) and LCA (Long-term Cooperative Action) working groups. Eventually, these groups will have to converge for the treaty at Copenhagen. But at this moment, suggesting a joint session undermines the trust of the non-Annex I countries. It looks like an attempt by the biggest emitters to avoid [*discussing*] their emissions commitments... or to push similar commitments on the rest of the world.”
 「アンブレラグループは先進国の次期目標とすべての国の共通目標についての2つの作業部会の合同セッションを開く提案をしたことで3位を獲得した。今の時点で合同セッションを開くのは途上国側に懸念を抱かせるものであり、先進国の大排出国が削減公約を議論するのを避けるないし途上国にも同じ公約を押し付けるための試みのように見える。」

12月3日
1位-日本
”Japan wins another Fossil today-the big one-for its further unhelpfulness in the LCA session: an attempt to weaken its emission reductions goals. Japan noted its goal was to cut 50% by 2050. When asked about this, Japan said that the goal was non binding-and that the baseline would be "current levels," rather than 1990 levels. With weak targets like that, Japan won't be needing any showers at all-the rising sea levels will provide round-the-clock salt-water baths.”
 「日本は共通目標部会での排出削減目標を弱める発言で大きい方の賞も受けた(注:発表は3位から1位への順なのでこういう表現になります)。2050年の長期目標50%削減という日本提案についての説明で、拘束力はなく、基準も1990年比ではなく「現状のレベル」からと語ったためだ。こんな弱い目標を立てるとは、日本人はシャワーは全然いらないつもりみたいだ。海面上昇によって回転プール型海水温泉ができると思っているんだろう。」

2位-日本
”Japan wins second Fossil for its representative's lengthy discussion of showering and bathing in the LCA working group yesterday. Part of Japan's "lifestyle innovation" apparently involves limiting showers to 20 minutes. The representative solemnly pledged to reduce his personal showers to a mere 15 minutes, and perhaps to reduce his weekend baths from seven or eight to three. Voluntary personal hygiene adjustments are truly wonderful, but we're afraid that even showering at the speed of light won't cut Japan's emissions 85% by 2050 relative to 1990 levels-the goal for Annex I countries recognized by the EU in order to achieve a global reduction of at least 50%.”
「日本は共通目標作業部会での長々としたシャワーとお風呂談義で2位を獲得した。日本の「生活習慣の変革」には、シャワーを20分以内に抑えるという目標が含まれているようだ。日本代表は自分自身のシャワー時間をたった15分に短くして、お風呂を7,8回から3回に減らすと誓ったが、光の速さでシャワーを浴びたとしても、全世界で1990年レベルから2050年までに50%を削減との目標を果たすために必要だとEUが認めている、先進国の85%規模の削減を果たすには全然足りない。」

12月4日
1位-カナダ、日本、ロシア
”At AWG-KP mitigation workshop yesterday, in a discussion of mitigation targets. Canada, Japan, and Russia all spoke-and all three countries failed to propose the most fundamental, immediate, and essential thing: targets for Annex I countries to cut carbon by 2020 based on 1990 levels. Japan has promised to announce its own 2020 target-but they've promised to announce it NEXT year. Earth to Japan: negotiations are happening *right now*. Time to put your target on the table. Canada likes to boast that it has a target for 2020. But that target is based on 2006 levels and doesn't even reach its Kyoto commitment. Beating climate change with a target like Canada's is like trying to play hockey with a toothpick. Which might explain why Canada didn't even mention this target at the session yesterday-it would've been too embarrassing. And Russia has no 2020 target at all. At least they're not trying to have it both ways. A legally binding target for 2020 based on 1990 levels for all Annex I countries is a cornerstone of a meaningful global agreement. A note to Russia, Japan, and Canada: unlike fossil fuels, there is an unlimited supply of Fossil Awards. And you will keep winning them until you set meaningful, science-based 2020 targets for cuts of at least 25 to 40% from 1990 levels.”
「昨日の先進国の削減対策ワークショップにおいて、カナダ、日本とロシアはみんな一番基本的で大事な、今すぐの宿題を持ってこなかったことが分かった。1990年を基準とした2020年の先進国の目標値を決めていないのだ。日本は約束したのだが、それは来年に発表するということだけだ。交渉は今始まっているんじゃなかった?
カナダは2020年の提案があるといったが、それは2006年ベースだというし、京都議定書にも足りないものだという。まるで歯ブラシでホッケーをやろうとするようなもので、恥ずかしくて数値を公表できなかったのだ。
そしてロシアには2020年の目標がそもそもないという。
3カ国へ注意:化石燃料は有限だけど本日の化石賞には限りがないよ。少なくとも1990年比で25-40%という、意味のある、科学に根ざした2020年の削減目標を設定するまでは、あなたたちは賞を受け続けるだろう。」

12月5日
2位-日本、オーストラリア、カナダ
”Japan, Australia, and Canada share second place dishonours for the dangerous outbreak of backsliding at yesterday's AWG-KP contact group on mitigation commitments. When these countries signed the Kyoto Protocol, they agreed to limit their emissions relative to 1990 levels. But yesterday they appeared to be rethinking their vows.
Japan piped up that the 1990 baseline year was "not fair," and proposed that the world should just "move on" from the 1990 baseline. Australia said this discussion should be "taken forward." And Canada said it was interested in "exploring" the Japanese proposal.
Exploring the Japanese proposal! What an exciting exploration that would be. You might find rising sea levels... extreme weather patterns... and look! Over there! It's... a Fossil of the Day Award!”
 「この3カ国は昨日の先進国の次期目標作業部会のコンタクトグループ(内輪会合)で、合意しているはずの京都議定書の目標を再考しているかのような発言を行い、この不名誉な賞を分け合った。日本は1990年の基準年は「不公平」だと言い、世界は基準年を1990年から動かすべきだと語った。オーストラリアは、この議論を進めるべきと語り、カナダは日本提案を「探求する」とに関心があると語った。探求する!だなんて、すごいこと、海面上昇もあるだろうし、極端な異常気象も、そして本日の化石賞まで見つけちゃったようだ。」

12月9日
1位-カナダ、オーストラリア、日本
”For opposing targets of 25-40% reductions by Annex I countries by 2020, in KP (informal) negotiations the last two days.
These crucial targets were clearly referenced by the Parties to the Kyoto Protocol in Bali. By calling for their exclusion now, these first-place Fossil winners are trying to make the climate negotiations run backwards. If only they would do the same for their climate emissions! ”
「先進国の次期目標のコンタクトグループ会合で、2020年までに25-40%削減との目標を取り除こうとした発言に対して授与。昨年のバリ交渉で確かに含まれた内容であり、交渉自体を後ろ向きにしようとするもの。あんたたちの交渉ポジションと同じくらい自国の排出も後退させてくれたらなぁ~。」

ポズナニCOP14の情報

 いつものように、紹介すべきリンクを掲載しておきます。

・NGOが国連の委託を受けて行っている議事録Earth Negotiation Bulletinのページ
http://www.iisd.ca/climate/cop14/
 カーテンレイザーの版が開会の1日前に掲載され、その中でこれまでの略史や主要な論点が紹介されるはずです。
 これまでの例だと1日遅れくらいで日本語版も掲載されていきますので、中央左あたりのpdfへのリンクをクリックしてみてください。

・国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局によるポズナニCOP14会合のページ
http://unfccc.int/meetings/cop_14/items/4481.php
 事前に紹介している各分科会での議題や各国が提出している政治的な立場の表明文書などが読めます。(英文)

・Youtube上の記者会見
http://jp.youtube.com/climateconference

・環境NGOsの集まり、Climate Action Networkが会議場で発行するロビー用の通信Eco
http://www.climatenetwork.org/eco/index.html

・「Kiko」日本語版Ecoという昔の意義は、ちょっと今は変わっているかもしれませんが。
No.1(pdf版)
No.2(pdf版)
No.3(pdf版)

・12/6はグローバル気候行動ディ です。
http://blog.livedoor.jp/gcc_japan/
”2008年12月6日、
気候変動(地球温暖化)防止を目指して、世界中でアクションしよう!というキャンペーン、Global Climate Campaign
(グローバル・クライメット・キャンペーン)
があります。”
毎年、2週間のCOPの中日、休日に行われているものですね。
 2005年のロンドンデモでのスピーチは以前紹介しました。
「私たち自身との闘い」ロンドンデモよりのメッセージ
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/508.html

・全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)のCOP14特設ページ
http://www.jccca.org/content/view/2110/600/

・COPMOP Journal
http://www.kikonet.org/blog/journal/

・CASA 地球温暖化の国際交渉
http://blog.goo.ne.jp/casakokusai

・WWFJapan
【COP14/CMP4】国連気候変動ポズナニ会議
http://www.wwf.or.jp/activity/climate/world/kyoto/copmop4/index.htm

・FoEJapan
COP14, COP/MOP4について
http://www.foejapan.org/climate/doc/COP14.html
【“ポズナニCOP14の情報”の続きを読む】

EUのポスト2012の政策パッケージ

NatureBlogより
EU Parliament backs climate plan
http://blogs.nature.com/climatefeedback/2008/10/eu_parliament_backs_climate_pl.html
という記事がありました。
 ”欧州議会環境委員会は昨日野心的な欧州気候行動計画を安定多数で可決した。これはポズナンで開かれる次回の国際交渉会合へEUが持って行く、欧州全域の2020年までに20%削減という共通目標を認めるものである。詳細は欧州委員会と欧州理事会、それに欧州議会も公式にこの計画の詳細に合意する必要はあるものの、大枠は定まったといえる。”

”Most hotly contested were the amendments to the EU’s emission trading system (ETS) which the European commission had proposed in January to strengthen the effectiveness of the scheme. ”
欧州排出枠市場EU-ETSでは、第3期(2013~2020)の終りまでには、企業への無料の初期割当を廃止することを決めた、とのこと。(完全にオークションに移行ということでしょう)
 鉄鋼業界はカーボンリーケージを防ぐために、この新規制の導入を鉄鋼業界に関してはポスト2012の発効後に延期するよう求めた、とのこと。

 この複雑な枠組みをよくまあこの短期間に合意に至ることができるものです。外交力、交渉力の凄みというのがEUの構成団体にはありますね。

日本提案へのNGOの批判的コメント

 以下、転載しておきます。
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プレスリリース
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次期枠組みに関する日本提案の提出についてのコメント
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                      2008年10月3日
                      浅岡美恵 気候ネットワーク代表

 政府は9月30日、2013年以降の次期枠組みに関する提案を、気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に提出した。日本提案は、次期枠組み交渉のために設置される2つの特別作業部会のうち、「条約AWG」の議長が9月30日まで各国に意見提出を求めていたことにこたえたものである。議長は、12月に予定されるポーランド・ポズナンでのCOP14会合に向け、各国からの意見を取りまとめて交渉の土台となるペーパーを作成する予定になっている。

 今回の日本提案は、各国の排出削減(緩和)策などに関して新しい踏み込んだ提案を含んでいる。主張したい点のみ(セクター別アプローチなど)を取り出して意見していたこれまでの提案に比べると包括的なものとなっており、交渉の土台となることを意識したものと言える。来年末のコペンハーゲン会議までの限られた時間の中で、交渉進展に向けた提案をすることは歓迎できるものである。

 提案の中で政府は、途上国の差異化の在り方について、新興途上国に対して「拘束力ある目標(binding targets)」として、セクター別目標と効率目標の設定を提案している。
加えて、経済発展をした国は、先進国と同様の取り組みをしていく「卒業」ルールも提案している。今後排出量を大幅削減していくためには、先進国はもとより途上国を含む取り組みが必要であることはいうまでもなく、こうした考え方は、気候ネットワークが2003年来、国際NGO「CAN」とともに提案してきた内容とも合致し(※1)、その方向性は支持できるものである。

 しかし一方で、日本を含む先進国の取り組みについては、「比較可能性の確保」として、積み上げ式のセクター別アプローチを再度提案し、原単位指標や対GDP比の限界削減費用などを考慮すると位置づけ、現実的な積み上げでできる以上に削減を求めないという考えを変えていないとみられる。セクター別国際比較にはGDP比エネルギー消費量やCO2排出量、産業構造や燃料構成の変遷など考慮すべき事項は多々あるが、日本政府の提案は、セクター別アプローチの日本への適用の結果として2020年に1990年比4%削減という「長期エネルギー需給見通し」の数字(京都議定書の目標よりも小さい)を挙げていることからも、日本の次の目標を小さくしようとしているものと読まざるを得ない。

 そうしたなかで、今回の提案で何よりも問題と考えられるのは、日本が次期枠組みにおいてどれだけの削減をする意思があるのかが全く示されておらず、途上国の適応や緩和のための技術移転、またそれを実現する資金メカニズムについてほとんど具体的に言及されていない点である。検討に値する提案をどれだけ行ったとしても、いまだ排出を増やしている日本として、これから先自らが大幅削減をし、途上国の削減を支援していく姿勢が示されなければ、自らを棚上げして途上国にばかりに取組を強いているともとられかねない。日本の削減レベルを示さずにこうした提案を行うことは、途上国側に過度の反感を生み出したり、頑なな交渉姿勢を招いたりして、今後の交渉の進展をかえって妨げる可能性も否定できない。

 ポズナンのCOP14では、途上国を含む広範な取り組みを議論することになる。日本が中期目標や実効的な政策措置を備えていないことは、途上国との交渉の大きな足かせとなることは明らかだ。交渉が進展するにつれ、日本が中期目標を設定し、キャップ&トレード型の排出量取引や炭素税を導入することが、一層緊急な課題になってきたと言える。MAKE the RULEキャンペーンの展開
(※2)によって、国内政治がそれにこたえる必要性がある。

日本提案は、外務省ホームページから入手可能。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/index.html

(※1)「危険な気候変動を防止するための実現可能な地球規模の枠組み」CAN、2003年
(※2)日本の中長期目標の設定と削減のしくみを求めるキャンペーン。http://www.maketherule.jp

問合せ:気候ネットワーク  東京事務所 TEL:03-3263-9210、FAX:03-3263-9463

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 さて、ポスト2012ですが、日本提案は、出さない方がまし、なものだと思っています、消極的ですが。

環境NGOsのアクラ会合報告会

 転載しておきます。
(京都の報告会も追加)

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         アクラ会合報告会(京都) 
        アクラ会合の結果と今後の課題

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8月21日~27日、西アフリカ、ガーナのアクラにて、2013年以降の次期枠組みに関する特別作業部会(AWGLCA3/KP6.1)が開催されました。会合では、日本が強力に推し進めるセクター別アプローチに関するワークショップが開催されたり、これからの途上国の取り組みについて各国の議論がかわされたりしました。アクラ会合は、12月開催のポズナン会合(COP14/CMP4)に向けて検討する課題が見えてきた会議でもありました。
今回のセミナーでは、国内外の温暖化対策の最新動向も含めて、アクラ会合の結果とこれからの課題について報告いたします。


◆日時:9月24日(水) 18:30~20:45
◆場所:ハートピア京都(京都市中京区)第5会議室
    最寄り駅:地下鉄丸太町駅
    地図はこちら→http://www.heartpiakyoto.jp/access/index.html

◆プログラム(予定)

 1.報告:温暖化対策を巡る国内外の最新動向
      浅岡美恵(気候ネットワーク)

 2.報告:アクラ会合の結果と今後の交渉課題
      高村ゆかり氏(龍谷大学)
   
 3.質疑応答・意見交換

◆参加費:気候ネットワーク会員:無料  一般:500円
 事前申込は不要です

◆主催:気候ネットワーク
【お申込み・お問い合わせ】気候ネットワーク  
 〒604-812
  京都市中京区高倉通四条上る高倉ビル305
  TEL 075-254-1011 FAX 075-254-1012
  E-Mail:kyotoアットマークkikonet.org
  URL:http://www.kikonet.org

この報告会は、環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。

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【“環境NGOsのアクラ会合報告会”の続きを読む】

次はポズナニCOP14・CMP4へ

 ガーナのアクラで8月21~27日までCOP14/CMP4への準備会合が開かれていました。同種の準備会合としては今年3回目にもなるそうです。

 最初の準備会合でスケジュールを決め、今回も含めて2回のテーマ別のワークショップ的な会合を行った後、年末にあるポーランドのポズナニでの年次締約国会合で中間の意思決定を行い、翌年のコペンハーゲンにつなげる、というあたりが公式の説明になるのでしょうか。

ワークショップのテーマとしては
1.REDD(途上国での森林減少・劣化よりの排出削減)および
2.各種のセクター別アプローチs
が設定されていました。
また、後半にはいり、実際の次期枠組みについての討論の入り口のやりとりが行われたもようです。

 いつものように環境NGOsの反応から紹介しておきます。
気候ネットワークの、会議場通信kiko より
Kiko AWGアクラ通信 No.1(2008年8月25日 PDF33KB) 
http://www.kikonet.org/theme/archive/kokusai/AWG-AC/KikoAWGL3K6_No1.pdf
Kiko AWGアクラ通信 No.2(2008年8月27日 PDF34KB) 
http://www.kikonet.org/theme/archive/kokusai/AWG-AC/KikoAWGL3K6_No2.pdf

アクラ会議閉幕にあたっての声明を発表(2008/08/27)
http://www.kikonet.org/iken/kokusai/2008-08-27.html
”アクラ会合では、3ヶ月後のポズナンでのCOP14で交渉を加速させていくための緊迫感が圧倒的に欠けていた。議論のスピードアップが何よりの課題だが、そのためには、より一層、論点を絞り、方向性を明確にしていくことが必要である。
残念ながら、日本は途上国の「差異化」の議論を先導したものの、先進国としての日本のさらなる削減を具体的に約束せず、途上国支援のための資金メカニズムについても、世界の動きに対応した提案は何も示さなかった。”
”とりわけ、先進国の中期目標設定のためのセクター別積み上げ方式を「世界の共通の方式にする」とした政府の試みには、世界の国々からの厳しい批判が寄せられた。このセクター別積み上げ方式への支持と引き換えで支援するという「クールアース・イニシアティブ」も、世界がダイナミックに低炭素社会に向かう資金の仕組みを構築しようとする苦悩とは外れたものだ。”

ということです。

 今度もやっぱりずれてる日本外交ということでしょう。
アジェンダを設定する能力というよりも、流れを読んで軌道修正するリカバリー能力に欠けているというのが日本外交の「失敗の本質」なのでしょう。

環境省の概要と評価

「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの
ニュースレター109号:気候変動枠組条約アクラ特別作業部会での森林
http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/nl0109.htm

洞爺湖G8サミット関連文書

 いろいろ報道は山積みになっていますが、泰山鳴動ネズミ一匹でしょう。
 やはり「環境NGOが会議場でロビーできるような環境での国際交渉でなければ本当に目覚しい進展は得られない」というのが教訓なのではないでしょうか。

最後に来たプレスリリースをトップに据えて置きます:
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Press Release
2008年7月9日

洞爺湖サミットからコペンハーゲンへ
気候変動を防ぐため、主要経済国会合(MEM)を終わらせ、国連の議論を加速しよう

2008年G8サミットNGOフォーラム
副代表・鮎川ゆりか
環境ユニットリーダー・大林ミカ(環境エネルギー政策研究所)


 G8とともに主要経済国会合(MEM)が終わり、北海道洞爺湖サミットで話し合われた内容が発表された。今回のサミットでは、当初から気候変動問題が最も重要な議題になったことから、G8各国自らが積極的な防止策の推進を約束することが期待されていた。なかでも議長国日本は大きな期待を集め、G8の開催を契機に国内外で気候変動の防止に向けた取り組みを加速させるよう、多くの働きかけが行われた。

 しかし、その期待は失望へと変わった。8日に発表された文書は、G8各国が基準年もない漠然とした長期目標にようやく合意したかどうかわからないあいまいな表現だった。しかも、自らの責任は明確にしないまま国連交渉に議論を委ねている。また、具体的な省エネルギー基準や自然エネルギーの導入目標などの政策が議論されることもなかった。国連交渉を減速させるためにアメリカの主導で始まったMEMについても同様であり、G8諸国が新興国に合意させようとした長期目標は、わずか3か国の賛同を得たに過ぎない。

 開発途上国はすでに気候変動を防止するための行動を始めており、先進国が中期目標を定めさえすれば、長期目標を設定に合意する用意があると表明している。したがって、途上国の参加なしに温室効果ガスの削減はできないとする先進国の主張は言い訳にすぎない。途上国の合意を阻んでいるのは先進国、なかでも合意形成の障害となっている日本、アメリカ、カナダの3か国である。

 北海道洞爺湖サミットは、広く世界に気候変動防止の機運を高めることに失敗した。今回の会合でMEMは今後も継続されることになったが、今まさに気候変動の被害を受けている後発開発途上国や島嶼国の声を招くことなく、特定の国だけが参加する会合を継続することはもう止めるべきだ。G8に求められているのは、まず、地球温暖化を引き起こした自らの責任を認め、国連の外で無用な議論を行うことではなく、国連の交渉を加速させることである。

 そのためには、G8が来年にデンマークのコペンハーゲンで開催されるCOP15での実質的な合意に向け、科学の勧告に従って中期目標を掲げ、速やかにその実現に向けた取り組みを今日から開始することである。

CONTACT:ルスツ・国際メディアセンター/洞爺湖 【“洞爺湖G8サミット関連文書”の続きを読む】

To Leaders attending G8 Summit

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Prepare Now! Peak Oil, causing the Last Oil Shock and Global Food Crisis.

teko31.png
That's the way we can curb carbon emission NOW.
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